当社グループはCSR活動を開始する以前から安全衛生委員会などを通じて、職場の安全と健康の維持や向上に努めてきましたが、2023年に労働安全衛生への取り組み姿勢や考え方を明確にするための「労働安全衛生方針」を策定しました。
当社グループは下図のように安全衛生委員会、5S活動、ホールディングス生産本部、異なる拠点訪問時の現場視察の4方向から労働安全衛生に取り組んでいます。
当社グループは化学物質取り扱い時の適切な保護具着用や設備機器の安全装置の設置など、ハード面において労災事故や健康障害の対策に取り組んでいますが、それでも労災事故は毎年のように発生しています。
そこで従業員の意識の向上が重要と考え、ソフト面からのアプローチとして次の“心構え”を策定しました。
労災の定義については各拠点が存在する国や自治体で異なっています。
今後管理を行っていく上で、全拠点で共通の“ものさし”で実態把握する必要があると考え、当社グループ独自の全拠点共通の労災定義を設定しました。
以上の定義を2024年より採用して実態把握を行い、グループ全体の労働安全衛生の管理の強化を図っていきます。