CSRへの取り組み

攻めのCSR活動 〜社会の期待に答える〜

社会とのコミュニティによる価値創造

地域社会貢献
企業が事業を継続する上で、地域住民との協力関係は重要です。また地域との良好な関係の構築は人財確保の点からも欠かすことはできません。
当社グループは地域社会から好まれる、喜ばれる会社であることをめざし、早くからこの課題に取り組んでいます。

事例紹介

自社製品を用いて地域を活性化(日本)

当社グループの本社は東京都豊島区の池袋にあります。豊島区ではSDGsをはじめ様々な市民活動を行っており、当社もその中の一部の活動に参加しています。豊島区では校舎で不要となったテーブルやイスを街頭スペースに設置して、訪れた方々のオアシスとして開放しています。

豊島区の市民活動に参加し、塗り替えを行ったスペース

しかし直射日光や風雨などで表面に劣化が生じていました。そこで当社は塗装対象が木材であり、環境への影響も考慮して自社製品「バイオペイント」(P19に記載)を塗装しました。

当社のパーパスである「色と機能で世界を豊かに」が実践された地域社会貢献事例といえます。

バス停の塗装による地域環境整備(韓国)

韓国拠点の近くにあるバス停は古びており、一見して暗い雰囲気でした。このため地域の役所と連携してより快適で安全な環境に改善する活動を行いました。具体的にはバス停を全面塗装しなおすことで、地域住民が快適な環境の中でゆっくり休んだり、バスを待ったりできるようになりました。

当社のこの活動は地域の人々に好評となり、別のバス停が塗りなおされる波及効果も生まれました。

Before

After

障がい者のための新たな雇用機会の創出(中国・天津)

当社は危険物や化学物質を取り扱う塗料製造会社であるため、障がい者の雇用が難しい職場です。しかしながらダイバーシティ&インクルージョンの推進をめざす上でこの課題に向き合う必要があります。天津拠点では、この課題に対し、自社内に障がい者のための新たな雇用機会の創出を行いました。具体的には社内にある観葉植物の世話を障がい者の方々にお願いしています。障がい者の雇用と緑の保全の効果はともに小さな一歩ではありますが、私たちはこのような取り組みの積み重ねが大切であると考えています。

観葉植物の世話をする様子

社内フリーマーケットの開催(日本、韓国)

日本拠点と韓国拠点では、従業員が各自では使用しなくなったがまだ十分に使用できる衣服・バッグ・ぬいぐるみ・日用雑貨などを拠出し、それを他の従業員が購入したり、譲り受けたりする社内フリーマーケットを開催しています。残念ながら引き取りがなかった品物は地域の福祉団体と協議の上、必要なものをお渡ししています。また従業員が購入した代金は同じく地域の福祉団体に寄付しています。

このように使用しなくなった品物が他に有効活用いただけることは、拠出者にとっての喜びでもあります。

集められた品物

購入して喜ぶ従業員

こどもたちとともに(ベトナム・ハノイ、ホーチミン)

ハノイ拠点とホーチミン拠点では、従業員のこどもたちは最も身近な地域住民であると捉えています。このため従業員のこどもたちとの対話の機会として下記のような活動に取り組んでいます。また、下記以外にもプレゼントの贈呈や運動会も実施しています。

絵画コンテスト(ハノイ)

自社工場見学(ハノイ)

自社工場見学(ホーチミン)

寄付活動(全拠点)

当社グループは地域の状況にあわせ、各拠点で様々な寄付活動にも取り組んでいます。また、下記以外にも地域清掃活動や献血などを行っています。

他社の救援活動サポート(中国・蘇州)

蘇州拠点では、同じ地域で他社が被災したときに従業員が救援活動のサポートを実施しています。

他社の救援活動を行った蘇州のチーム

地域社会貢献に対する当社の現状課題と対応

既述の通り各拠点では独自色を持った社会貢献活動を実施しています。このような活動の継続は重要ですが、より“武蔵塗料らしさ”を社会貢献でも出していくためには、ターゲットの絞り込みも重要と考えています。「こどもたち/地球の未来のために」などと一本化していきたいと思います。

「社会貢献」と聞くと一見壮大なテーマですが、社内で実施している5SプロジェクトやNIJI(理念定着)プロジェクトの活動が自然とつながっていることに改めて気づかされました。武蔵塗料グループの一員として、目の前の小さな活動でもベクトルを社会に向けたアイデアさえ加えれば、派手ではありませんが着実に社会に役立つ有意義な活動につなげることができると感じています。

「사회 공헌」이라 하면 언뜻 장대한 테마로 생각됩니다만, 사내에서 실시하고있는 5 S프로젝트나 Niji (이념 정착) 프로젝트 역시 자연스레 사회 공헌으로이어지고 있다는 것을 새삼 깨닫게 되었습니다. 무사시 그룹의 일원으로서,눈앞의 작은 활동이라도 벡터를 사회로 맞춘 아이디어만 더한다면, 화려하지는않지만 착실하게 사회에 도움이 되는 유의미한 활동으로 이어지게 할 수 있다는것을 느꼈습니다

Korea Musashi Paint Co., Ltd.
Eunmi Lee
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