旭化成株式会社様と武蔵塗料との出会いは1958年の当社創業時にさかのぼる。以来、長期間に渡って原料を供給いただき、良好な関係を構築してきた。現在のご担当者である沼田様と木澤様には、新素材の提案等を通じて製品開発にご尽力いただいている。

両社による共同開発の数々。

当社は塗料の原料を供給させていただいております。武蔵塗料様が開発される製品に必要な原料の提案を行うことで、製品づくりをサポートしています。武蔵塗料様には当社の様々な製品を積極的にご採用していただき、おかげ様でその後の用途展開と拡販に弾みがつきました。両社による共同開発はその後も広がり、かつては携帯端末などに、今日ではノートパソコンや自動車、電子タバコなどに使用される武蔵塗料様の多くの製品にご活用いただいております。また、武蔵塗料様とは海外の現場でお仕事をさせていただく機会も多く、過去には現地で共同開発したこともありました。このように武蔵塗料様と当社には積み重ねてきたたくさんの実績がございます。先輩たちが築いてきた信頼関係を大切にしながら、今後もさらによりよい関係を構築できるように努めてまいります。

オープンでフランクなスタンス。

武蔵塗料様は開発にとても前向きな企業様で、新製品の評価にも積極的に取り組まれています。当社の提案に対しても早期からご評価いただけることが多く、いいものであれば迅速にご評価いただけますし、改善が必要な点があれば率直に指摘していただけます。時には見落としていた課題を指摘されて落ち込むこともありますが、課題を解決できれば再び評価していただき、また速やかに次のフィードバックをいただけます。こうしたキャッチボールを繰り返すことで当社製品にも磨きがかかっていくのです。もちろん他の企業様とも同じようなやり取りはありますが、遠慮されて本音のご意見をいただけることは多くありません。その点、武蔵塗料様にはオープンでフランクなスタンスがあり、ものづくりに真摯に向き合っていらっしゃる印象があります。また、はじめにビジョンを立て、一つひとつデッドラインを設定しながら物事が進むのでスピード感が違います。当社にとっては本当にありがたい、パートナー企業様です。