
内装加飾色開発の最重要パートナー
内装加飾色開発の最重要パートナー
武蔵塗料さんとのお付き合いが始まってから、15年強になります。
これまでに、多くの車種の内装加飾パーツ用塗料を供給していただきました。
我々の商品は、主に軽自動車をはじめとする「スモールカー」のため、高級素材に頼ることはできません。
その一方、お客様の日常の移動手段としてだけでなく、ビジネスやアウトドアレジャー等、多目的に使っていただき、生活に密着する存在として選んでいただくためには、実用性はもちろんのこと、その車種の個性を際立たせることが重要です。
塗料開発を依頼し始めた当時、武蔵塗料さんは、携帯電話等の比較的小さい製品向けに色々な質感の塗料を供給されていました。
その頃は、ちょうどスモールカー市場で多様な質感が内装に求められ始めていていた時期でしたので、我々の要求を満たす塗料を開発していただくのはもちろん、小物家電業界の色彩や質感トレンド、生産技術情報など、さまざまな知見も提供していただきました。
それ以降も、新しい技術や塗料材料を取り入れ、サステナブル対応を行うなど、常に製品をアップデートしながら各車種の塗色開発を二人三脚で行っています。
武蔵塗料さんは、我々にとってなくてはならないパートナーです。
グローバル供給体制
我々にとって武蔵塗料さんがなくてはならないパートナーであるもう一つの要因は、「グローバル供給体制」にあります。
我々の商品の主な生産拠点は、日本、ハンガリー、インドネシア、そして最大の市場であるインドです。
武蔵塗料さんは、そのすべての地域に塗料の製造・供給拠点をお持ちです。
現在は、先進国でも新興国でも関係なく、すべての生産拠点で同一の意匠性・品質・塗膜物性等が求められます。
そして塗料等以外にも、自動車を構成するほぼすべての素材を現地調達しています。
(これを我々は地産地消と呼んでいます)
そのため、当社から「日本で開発した塗色をインド生産車で使用したい」「インド拠点で開発した塗色を、国内生産車でも同品質で生産したい」といった要求をすることもあるのですが、武蔵塗料さんは常にパーフェクトに応えてくださいます。
こうした対応力こそが、当社にとっての武蔵塗料さんの最大の強みです。
PROFILE
1992年スズキ株式会社入社。
インテリアデザイン・カラーデザイン・インド機種のチーフデザイナー等を経て現在はCMFデザイン課にて主に内外装デザインの要素先行開発を担当している。
スズキのCMFデザインは「現場・現物・現実」がモットー。